タイヤの撓みに隠された謎 > 扁平率で変わるタイヤ接地面の形状:たいややもどき
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 タイヤの接地面は、だいたい60〜65扁平のタイヤで正方形になり、それより低い扁平率だと横長、高い扁平率だと縦長になると言われています。
 タイヤメーカーのカタログなどで、扁平率70以上のタイヤが乗り心地重視で55以下のタイヤが運動性能重視、65扁平のタイヤが「バランス型」と呼ばれるのはこういった根拠もあります。

 ところで、もしも接地面積が全く同じで、縦長の接地面を持つタイヤと横長の接地面を持つタイヤがあったら、それぞれにどのような差が生まれるのか。
 カーブでハンドルを切ってくる間に曲がろうとする力(横向きの力)がかかると、まずタイヤに路面から横向きの力がかかります。
 この時に、タイヤの接地面が横に長ければ長いほど、横向きの大きな力にしっかりと耐えて(剛性があると言います)車を曲がらせようとする大きな力が発生します。
 あくまで、タイヤを支えるサスペンションが、十分な性能を持っていることが前提になりますが、低扁平タイヤはやはり、カーブでの性能を中心とした運動性能に優れているのです。

 ところで逆に、接地面が縦に長いと、加速、減速で有利ということになります。
 オフロードを走るためのタイヤが高い扁平率のタイヤを使うのは、車が走ることも困難な悪路で、少しでも駆動力を得ようとするためなのです。