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 ホイールに限らず、車の軽量化という目的のために多くのアルミ部品が使われています(アルミホイールに関しては説明してきた通りドレスアップが主目的のこともありますが)。
 今では更なる軽量化を目指すためにアルミ以外にも様々な素材が使われています。それは主に、コンマ一秒を争うレースシーンがメインですが、最近では省燃費化などの目的で一般車両にも多く使われるようになってきています。
 その中でもホイールの軽量化が車の運動性能に与える影響は大きく、バネ下重量(タイヤ、ホイールやブレーキ装置など、車を支えるサスペンションより下にある部分)の軽量化は、バネ上重量(ボディ本体やそれに付属する部品など、サスペンションより上にある部分)の軽量化の10倍の効果があると言われています。まあ、こういう言い方も、どういう計算で何をもって「10倍」としているのかよく分からないですけどね…
 どちらにしろ、ホイールの軽量化というのはカーメーカーやチューナーが注目する部分の一つなのです。

 自動車では多くのアルミ部品が使われていますが、純粋なアルミニウムというのは使われていません。純粋なアルミニウムでは柔らかすぎて使い物にならないのです。ですから、少し混ぜ物をしたアルミニウム合金が使われています。
 ホイールで一番多いのは、アルミニウムにマグネシウムを少し混ぜて作られる、JIS規格で言う5000系合金。5000系合金は、身近なところでは缶ジュースや電車の車体などに使われています。中でも特にA5454というものが自動車のホイールに適していて、多く使われています。

 ホイールにはアルミニウムの他に、現在ではマグネシウムも軽量化のために使われています。マグネシウムはアルミニウムの2/3程度の比重でとても軽く、比強度も高い金属です。ただ空気中で酸素と結びついて発火しやすい性質があります。また、純マグネシウムを燃やすとストロボのように激しい光を発します。夜空に打ち上げられる花火にも、光を発生させる材料としてマグネシウムが使われることがあるほどです。それだけに製造時に爆発事故などを起こす恐れがあるため加工には高い技術を要し、またコストも非常にかかります。ですので、マグネシウムホイールというのは市販品では滅多にお目にかかれません。主にレースシーンで目にすることでしょう。
 ホイールに使われるマグネシウムは、JISでMC6、またはMC8と呼ばれるマグネシウム合金で、微量のジルコニウムと亜鉛を混ぜてあります。

 自動車では他にも、チタンやFRPなど、軽量化のために様々な素材が使われていますが、ことホイールに関しては強度や耐久性などの問題から、鉄、アルミニウムとマグネシウム以外の素材はほとんど使われていないのが現状です。