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 インチアップとはあまり関係ない、むしろだんだん離れた話題になっていますが、まあ、あくまで「関連資料」なのでご容赦のほどを。

 乗用車用タイヤとよく似た表記ですが(というより同じですが)、「205/70R15 104/102L(にーまるご、ななまるあーるじゅうご、ひゃくよんのひゃくにーえる)というもの。乗用車用タイヤとの違いはただひとつ、LI値がスラッシュで区切られて二つ書いてあることです。手前に書いてある数字は通常のLI値、後に書いてあるのは複輪として使用した場合のLI値です。
 トラック/バスでは二本のタイヤをまとめて一本のタイヤのようにして使うことがあります(これを複輪と呼びます)。複輪として使用した場合には、一本のタイヤの耐荷重性能が若干落ちますので、そのような場合には後ろに書かれたLI値をもとにして使用条件を決めるのです。
 あと、サイズ表記の後などに「LT(ライトトラックの意味)と表記されていることもあります。
 最後のLは速度記号で、120km/hの意味です。

 そしてライトトラック用タイヤで一番多く使われる表記が「145R12 6PR(いちよんごあーるじゅうに、ろくぷらい)というもの。
 「145」はタイヤ幅、「R」はラジアルで「12」がリム径。そして扁平率は82(80)です。この辺は乗用車用タイヤと同じですね。では最後の「6PR」、これは何なのか。PRは正しくはプライレーティングと読みます。タイヤの強度を表す表示です。
 プライというのは綿糸で編んだベルトのような補強材こと。昔のタイヤでは強度を上げるために、このプライを使用していました。特に重い車に使われるタイヤは何枚ものプライを重ねあわせて作られたのです。現在のタイヤではプライは使われていませんが、プライ何枚分に相当する、という意味でプライレーティングという規格が使われています。つまり、この数値が大きければ大きいほど、超重量に耐えられるタイヤということになります。通常、軽から2t,3tクラスのトラックでは6PRか8PRのタイヤが使われ、4tクラス〜で8PRか10PR、大型トラックでは14PRというタイヤもあります。ちなみに乗用車タイヤの強度をプライレーティングで表すと4PRになります。