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「タイヤサイズの読み方」で、例えば「205/65R15 94H」というような一般的なタイヤサイズの読み方について説明してきました。
その続きであるこのページに書いてあることは、知らなくてもあまり困らないのですが、ちょっと特殊な、例えば「215/45ZR17」(にーいちごーよんごー、ぜっとあーるじゅうなな)というサイズについての説明です。むしろちょっとした豆知識。
このページの内容はちょっと話が難しくて、覚えてもそれほど役には立たない知識なので、正直な話、このページごと読み飛ばしてしまっても構わないと思います。
すでに説明した「205/65R15 94H」と、このページで説明する「215/45ZR17」、よく似ていますがちょっと違います。
まず、ラジアルタイヤを表す「R」が「ZR」になっています。そしてZRのタイヤにはLI値と速度記号の表示がありません。
実はこれ、「R」にくっついている「Z」が速度記号なのです。正確には速度カテゴリーと言い、普通の速度記号が「最高速度○○km/h」という意味であるのに対して、「Z」は「最高速度は240km/h以上」という意味になります。
タイヤの高性能化の中で数年前、当時としての再高性能規格、「H規格(最高速度210km/h)」が作られ、その際にそれ以上の規格はもう作らないつもりで、それより上は全て「240km/h以上」でひとまとめにしてしまおうと考えられて、Z規格は作られました。
最終規格であるZという速度記号は、LI値とともに記される形ではなく、Rとともに記され、さらにZ規格のタイヤにはLI値の表示をしないでもよい、というルールまで作られてしまったのです。
実際にはその後も高性能タイヤの開発はさらに進み、Hを超える規格もV、W、Yと作られていきました。今では、以前ZR規格だったサイズのタイヤにもV、Wなどの速度記号とLI値が表示されているものがあります。
例えば205/55R16というサイズは、銘柄によって205/55ZR16というサイズと205/55R16 89Vというサイズなどがあります。
また、中にはWやYという速度記号と速度カテゴリーZを並記してある235/45ZR17 94Yといったサイズもあります。
そんなわけで、LI値がなくてZRという記号を表示してあるタイヤがあったら、「一昔前のレベルでの最高性能のタイヤなんだな」くらいに思っておきましょう。新しいタイヤ(銘柄)でZR記号が記されている場合には、W、Yといった速度記号が併記されているのが普通です。
ちなみに現在では「新Y」という規格が作られ、通常のYが最高速度300km/hなのに対し、新Yは最高速度「300km/h以上」という意味になっています。
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