タイヤ切ってみました。その2
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 タイヤを切るというのは、やってみるとかなり大変なものでした(予想はつきましたが)。
 下にも画像を用意しましたが、タイヤの構造について詳しくは「タイヤの構造あれこれ」→「ラジアルタイヤの構造」を参照してください。

 まずビード部には、頑丈なワイヤーが束になって入っています。コレを切るのにとにかく苦労します。タイヤをホイールに押さえつける重要なワイヤーですから、頑丈なのは当たり前ですね。
 このワイヤー、とにかく硬すぎて切り込みを入れる程度しかできないので、ノコで少し切り込みを入れて体重をかけて折り曲げます。するとワイヤーの数本が「パキッ」と音を立てて割れます。そうしたらまた少し切り込みを入れて折り曲げる。切り込みを入れて折り曲げる。この繰り返しで切っていきます。
 タイヤは内部の空気圧により、このビード部がホイールのリムに押さえつけられます。タイヤとホイールを繋ぐ重要な部分であり、タイヤが車と接する唯一の場所です。だからこれだけ頑丈にしないといけないのだな、ということを、実際に切ってみて改めて実感しました。

 ビードワイヤーを切ってしまえば次はサイドウォール。タイヤの構造が一番薄くてヤワな部分です。乗り心地の良いタイヤほど柔らかく作ってあります。
 今回切ったのは195/55R15という比較的サイドウォールが短めのサイズで、銘柄もスポーツタイプのものでしたが、このタイヤでもノコを数回前後するだけで簡単に切れてしまいました。

 そして次がトレッド。ここがまた大変。タイヤはこの部分で路面に接するわけですから、当然食い付きが良くなるように柔らかく作ってあります。それに厚みもあります。そんなわけで、ノコを引こうとするとゴムが引っかかるわけです。硬いわけではないので切れるには切れるのですが、肝心の得物がゴムに押さえられて動かない。これは参った。しかし、他に方法がある訳でもないので、必死でノコをひきます。
 ノコを当てる角度を変えながらひくのですが、タイヤ表面はとにかく柔らかくて刃が引っかかる。内側を切ろうとすると、今度は中のベルト(スチール製で網状になっている)がこれまた刃に引っかかります。タイヤは複雑な構造になっているということがよく分かりましたね。結局このトレッド部を完全に切ってしまうには、ビード部以上の時間がかかりました。